ブログ
ICCデータカードの変遷
2014/05/28
ICC(国際海岸クリーンアップ)についてのお話です。
日本では、ICC開始当初から2000年まで、材質別に大分類されたデータカードを用いて調査を行ってきました。これは、参加者に集めたごみの材質に意識を向け、海ごみが分解しにくい材質であることへの注意喚起を目的とするものでした。
2001年、OCは、これまでの16年間の調査で材質別のごみの傾向は把握できたとし、データカードの大分類を素材別から発生場所別に変更しました。これは人々の生活が海ごみと関係していることを一人ひとりに認識してもらい、対策を実行していくためです。JEANでは、全国のキャプテンとデータカードの内容変更について2年間検討し、2003年にデータカードを変更しました。この際、国際版ICCデータカードから破片の項目が削除されました。しかし日本では、引き続き海ごみの破片化問題に注視していく必要があると考え、調査品目に残し、その後も調査を続けてきました。
そして2013年、1年間の検討期間を経た後、OCは、さらに次の展開として、海辺や環境中にいつまでも残り続ける『プラスチック製品』に焦点を絞り、新データカードへの変更を実施しました。日本でも、この改訂に伴い、分類や品目に新たな検討が加えられ、今回の改訂となりました。
2014年に使用します新データカードは,こちらからダウンロードできます。
https://www.jean.jp/activity/participation/
日本では、ICC開始当初から2000年まで、材質別に大分類されたデータカードを用いて調査を行ってきました。これは、参加者に集めたごみの材質に意識を向け、海ごみが分解しにくい材質であることへの注意喚起を目的とするものでした。
2001年、OCは、これまでの16年間の調査で材質別のごみの傾向は把握できたとし、データカードの大分類を素材別から発生場所別に変更しました。これは人々の生活が海ごみと関係していることを一人ひとりに認識してもらい、対策を実行していくためです。JEANでは、全国のキャプテンとデータカードの内容変更について2年間検討し、2003年にデータカードを変更しました。この際、国際版ICCデータカードから破片の項目が削除されました。しかし日本では、引き続き海ごみの破片化問題に注視していく必要があると考え、調査品目に残し、その後も調査を続けてきました。
そして2013年、1年間の検討期間を経た後、OCは、さらに次の展開として、海辺や環境中にいつまでも残り続ける『プラスチック製品』に焦点を絞り、新データカードへの変更を実施しました。日本でも、この改訂に伴い、分類や品目に新たな検討が加えられ、今回の改訂となりました。
2014年に使用します新データカードは,こちらからダウンロードできます。
https://www.jean.jp/activity/participation/
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
https://www.jean.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/106